原因
淋菌という細菌が、性的な接触により感染。
潜伏期間
2~5日間
症状
(男)
尿道に軽いかゆみや熱っぽさを感じる。
尿道から白く濁った膿が出る。
排尿時に強い痛みを感じる。放置すると頻尿、排尿困難、排尿の終わりに出血を見るようになり、さらには前立腺、副睾丸に炎症が広がったり、不妊の要因となることもある。
(女)
軽い排尿痛、頻尿などで、症状が軽く本人が気付かないこともある。放置すると子宮、卵管と感染が進み、骨盤内感染や不妊の原因になる。
悪臭のある、緑白色や黄色のおりもの下腹部の痛み、発熱など。
診断と治療
感染したと思われる箇所からの分泌物をとり、検査する。
ペニシリン、ニュキノロンなどの抗生物質が効果的だが、両者とも耐性菌(薬の効かない菌)が増加しているので注意が必要。