尖圭コンジローマ


under 尖形コンジローマ

原因

尖圭コンジローマの原因となるHPVは培養細胞での増殖に成功していないため、感染経路は断定されていませんが、皮膚や粘膜の上皮損傷部位に直接的な接触により侵入し、基底細胞に感染すると考えられています。
また、HPVは細胞外では短時間で死滅するため、性行為のような密接になる行為で感染すると考えられます。
特に男性HPV感染者の場合、精液にHPVが検出されることが多く、精液からsexパートナーへと感染する可能性も考えられます

潜伏期間

3~4ヶ月間感染後,数週間から2~3か月を経て,陰茎亀頭・冠状溝・包皮・大小陰唇・肛門周囲等の性器周辺部にイボ状の小腫瘍がたくさんできます。

放っておくと、増殖してカリフラワーのようなかたまりになる。

自覚症状はほとんどなく、イボが大きくなったころに不快感を覚える程度。

進行して炎症を起こすと、痛み、かゆみ、性交痛、排尿痛があることも。

診断と治療

コンジローマを外科手術により切除したり,電気焼灼・レーザーメスによる蒸散法・液体窒素による凍結療法と、感染している部分に薬を塗布する方法がある。再発しやすいので治療後1~2年程度定期的な検診が必要。

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